厚生労働省の発表では、非正規社員の割合は平成29年(2017年)で37.3%とされ、平成元年(1989年)の19.1%から大きく増えたことが分かります。ただし、これは主婦(主夫)や定年退職者の多くの人が、改めてパート(非正規)として働くようになったという背景もあるため、一概に非正規でフルタイム勤務の人が増えた割合とは言えません。
とは言っても、実際の声を聞いてみると、正規社員として働いていた人が転職する際に非正規でフルタイムの仕事の求人が圧倒的に増えているという話を聞きます。正規社員として働けないのであれば、将来への不安は募るばかりですよね。
自分がやってきたことで正規社員の枠がないのであれば、思い切って専門を変えてみようかという人もいます。
注目されているのはタクシードライバーです。
タクシードライバーは給与が少ないと思われているかもしれません。平均年収300万円と言われているタクシー業界ですが、働く環境により、しっかりと勤務することで給与を増やすことができます。例えば東京では給与が高くなるなど勤務エリアによっても待遇は変わります。大手企業になる程、給与が上がる傾向もあります。
正社員のタクシードライバーの収入について、最も有利な条件で働けるように重要な情報を集めて下さい。
タクシードライバーは普通第一種免許を取得してから3年間が経過した後、第二種免許を取得する必要がありますが、社会人になってからすぐに自動車免許証を持っている人は多いため、第二種を取得すれば勤務できる人も多いと思います。
待遇の良いタクシー会社では、会社で第二種を取得させてくれる企業もあるので、そういった待遇もチェックして、面接の候補とすることもできますね。