みなさんは代々ご自宅に眠る家宝はお持ちでしょうか?
私は田舎育ちで、大きな蔵がある家で育ったのですが、先日家族で祖父より前の代から受け継がれたお茶碗などをいくつか見つけ、家族会議になりました。
このお茶碗って持っておくべきもの?
捨てるのはもったいないし、飾るにも場所が無いし…
そもそも価値があるもの?
価値って誰が決めるの?
もし価値があればお金に換えられるの?
自宅をすっきりさせたいと思い、蔵の中を掃除していたので、家族の頭の中はできれば処分してしまいたい片付けモードに入っていました。
捨てるよりはお金に換えよう!と全員一致で売却に賛成となりましたが、さて、どうしたらお金になるのか。
そんなことを言っていると、そこは新しい情報をよく知る若者。
弟が鑑定して買い取ってくれる会社を調べてくれました。
最近は大切な物を買い取ってくれるお店が増え、ブランド品や家具も鑑定してくれるのですね。
自動車の中古車は聞いたことがありましたが、備品まで売れるとは。
骨董品というのは元々収集家の中で価値を見出されていて、ネットが無い時代はお店や質屋さんが鑑定してくれていましたね。
今ではネットでもたくさんの鑑定会社が見つかります。
そこで骨董品といえば京都なら高く買い取ってもらえるのでは?
という勝手なイメージで、京都の骨董品買取専門店に電話でお問合せしてみました。
すると、対応が大変よく、小さなお問い合わせにも丁寧に答えて下さる骨董品の買取専門店がありました。
お茶碗の数を教えて欲しい。箱に記述、商品に何か印はありますか?
また、他にも売却できそうなお品があればぜひ見せて欲しい。
とのことで、そこから家族一同、蔵の中を大探しです。
古い掛軸のようなもの、石で出来た置物もあり、それらも売ってしまえ!ということで、後日、わざわざ自宅まで来て頂きました。
丁寧に見て頂くと、ひとつは割と価値のあるもののようで、そう言われると持っていた方が良いのかなぁ…という迷いもありましたが、欲しい人に譲ろうとなり、全て買い取って頂きました。
おかげで蔵の中は片付き、祖父が大切にしていた物も必要としている人に譲れるのであれば、骨董品にとっても嬉しいことだと思います。
田舎なのでご近所様の家にもお宝が眠っているかもしれません。
みなさんのご自宅でもお宝さがししてみると、意外な値段がつくものがあるかもしれませんね。