金融商品にも様々な種類がありますが、「CFD取引」もそのひとつです。
「Contract For Difference(差金決済取引)」は、ある商品を売買した時の買値と売値の差金だけを決済する取引で、FXと似ています。
FXとCFDの違いは、CFDは為替・株式・株価指数・商品など、多くの銘柄を取り扱うことができますが、FXはCFDの為替のみを取り扱います。FXはCFDの一部分のみが出来る取引…といったイメージですね。
そのため、FX経験者であれば、仕組みが似ているCFD取引は始めやすいといわれています。
FXとCFDの共通点は、「証拠金取引、24時間の取引が可能、売買どちらからでも可能、手数料は基本的に無料(一部手数料必須)、レバレッジを効かせた投資」となります。金利の考え方が違うなど、相違点に注意が必要です。
「CFD取引」は新規から決済までがひとつの取引となり、現物を所有することはなく、資金拘束や売却手続きなどの時間的ロスがありません。そのため損益の確定を速やかに行うことができ資金効率が良いというのが特徴です。
CFD取引を扱う業者によって扱う銘柄数は全く違っています。
「CFD比較.click」でCFD取引の比較をご覧下さい。
例えばIG証券は1万銘柄以上ですが、DMM.com証券は7銘柄、GMOクリック証券は約140銘柄となっています。
銘柄数が多い場合は様々な取引ができますが、最も大切なのは、自分の投資戦略に合う銘柄が取引されているところを選ぶことです。
件数を選ぶ場合はIG証券が圧倒的ですが、他に自分に合う銘柄を取り扱う業者を選ぶ方が、戦略的に有利となります。
しっかり下調べと比較をして口座開設しなければ、売買したい銘柄を扱っていないことで、かえって面倒なことになるかもしれません。CFD取引の取扱銘柄を確認してから口座を開設するようにしましょう。