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フコイダンについて

フコイダンについて

フコイダン(fucoidan)はコンブやワカメ、モズクなどの褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維で、硫酸化多糖の一種です。
説明を聞いてもピンっと来ませんが、体に良い作用をもたらすことが期待できるとなるともう少し詳しく知りたくなりますね。

私たち人間は60兆個の細胞で構成され、日々新しい細胞ができては古い細胞が死ぬ、新陳代謝が行われて60兆個を維持しています。
正常な細胞は一定期間を経過すると自らが死ぬように遺伝子情報にプログラムされています。これを医学用語で「アポトーシス」と言います。
おたまじゃくがカエルになる時に尾尻が無くなるのもアポトーシスの作用によるものです。

ところが細胞が死なずに増殖してしまうことがあります。みなさんご存知の「がん細胞」です。がん細胞はほぼ死なずに増え続けてしまい、増殖、転移して体を侵してしまいます。

そこで、がん細胞にアポトーシスをさせることができれば、がんを怖がる必要は無くなります。
そういった効果を期待できるのが「フコイダン」です。

フコイダンはがんに対するアポトーシス作用以外にも、免疫力強化作用、血管新生抑制作用が期待されていて、研究にも力が入れられています。
今後もフコイダンの研究が続けられることで、さらに体への良い効果が発表されるかもしれません。

気になる方は、ぜひ「フコイダンについて」をご覧ください。
日頃からコンブやワカメを積極的に食べたくなります。